kkote blog

にゃんずとか介護とか。

家族とつながること。

これまでの最大家族人数3人、現在一人暮らしの私が言ってもまったく説得力のない話だが、可能ならば三世代同居っていいよねと思っている。
生死や老いを現実として捉えられるからだ。

人との関わりは、大部分が相手の立場を慮る想像力で成り立っている。でもそれは0からの想像力ではなく、たくさんの関わりや見聞きしたこと、考えた経験が作り上げていく。小さな子どもや高齢者には誰かの支えが必要なことも実際に目にしてみなければ理解しにくい。
ーだからって電車の中で親が立って子どもが座るような光景は大嫌い。そんな育て方して、高齢者になったときに席を譲られなくても、今時の若者はとか言わないでね。自業自得。ー

たとえば子どものときに一緒に住んでいる人が認知症になったのと離れて暮らしている人が認知症になったとしたら、捉え方はまったく違うはずだし、そこにある生死という現実の受け容れ方も変わってくるだろう。弱い状況の人に手を貸すという基本行動には自分以外への愛情が必要で、三世代はその感情を身につけやすいのではないだろうか。
そもそも、そういう基本部分がアタマとココロの両方で理解できてない人が社会福祉制度作ったって、それこそ机上の空論の見本になるだけだろう。

ほとんど身についてなかった私はそう考えたりする。
それに。人との基本的な関わりを学んでいたら「殺してみたい」子って減るんじゃないのかしらーと思ってもみたり。


今日の母は変わりなし。良くも悪くも…。でも理解しようとはしてる感じだったような。そう思いたいだけか。思っとこう。